2021年10月14日に開催した「古代歴史講座」。
講師は、現、元興寺文化財研究所所長の田辺征夫先生。
奈良といえば、奈良時代や飛鳥時代の情報はたくさん残っておりますが、奈良の歴史はその後も続いて今に至っているわけで、京都に都が移ってからはどうだったのか!? 平城京と平安京の条坊の違い、廃都後の外京を中心に南都が成立し、奈良町へと発展していく時代の流れなど、今への繋がりを感じられる内容で、古代だけではなく今日までつながる奈良の地域性を知ること、関心を持つことが大切だとお話くださいました。
*条坊とは、東西・南北に走る大路によって京域を碁盤目状に区画し,街区を呼称する制度で、唐の長安に倣ったもの。
お話は3部構成で行われました。それぞれ約30分の動画にまとめております。
【第1部 平城京の都市計画とその特徴】
【第2部 平城京の終焉〜そして長岡京から平安京へ】
【第3部 平安京のその後】