動画で楽しむ「山の辺の道」

奈良盆地の東部の山麓地帯を自然地形をそって走る自然道。

日本最古の道と言われ、古来から人々が往来する上で大事な役割を果たしてきた道です。

神と暮らしと歴史を感じるこの山の辺の道をみなさんとご一緒したいと思います。

古代歴史講座「平城京を中心とした日本古代の交通」動画期間限定配信!

2021年11月22日に開催した「古代歴史講座」。

講師は、大阪府立近つ飛鳥博物館館長の舘野和己先生。

かつて都城から地方へ放射状に延びていた官道。飛行機も電車もない古代の国家は、この「道」によって支えられてきました。では、それらはいったいどこでどのように使われ、どこへつながっていたのでしょうか?
1)駅馬・伝馬の制
2)平城京をめぐる交通路
3)平城京と地方のつながり


3部構成で、古代の交通路を示した地図や木簡の写真などを見ながら、わかりやすく説明していただきました。二条大路や朱雀大路は現在でもその一部が残っていますが、これは非常に珍しいことなのだそう。また、「駅伝」が古代の公的交通・情報伝達制度「駅馬の制・伝馬の制」から生まれた言葉であること、古代の駅路(都城と諸国の国府を結ぶ道)が現代の高速道路に近い形であることなど、はるか昔の「道」が今の文化にもつながっていることを実感できる講座でした。

それぞれ約30分の動画にまとめております。


【第1部 駅馬・伝馬の制】

https://youtu.be/S0EFM8vRdts

【第2部 平城京をめぐる交通路】

https://youtu.be/PcwvXtvxTtI

【第3部 平城京と地方のつながり】

https://youtu.be/ZDG7OT0BjIU

古代歴史講座「発掘から見たみやこの実態 平城京の終焉とその後〜奈良から京都〜」動画期間限定配信!

2021年10月14日に開催した「古代歴史講座」。

講師は、現、元興寺文化財研究所所長の田辺征夫先生。

奈良といえば、奈良時代や飛鳥時代の情報はたくさん残っておりますが、奈良の歴史はその後も続いて今に至っているわけで、京都に都が移ってからはどうだったのか!? 平城京と平安京の条坊の違い、廃都後の外京を中心に南都が成立し、奈良町へと発展していく時代の流れなど、今への繋がりを感じられる内容で、古代だけではなく今日までつながる奈良の地域性を知ること、関心を持つことが大切だとお話くださいました。

*条坊とは、東西・南北に走る大路によって京域を碁盤目状に区画し,街区を呼称する制度で、唐の長安に倣ったもの。

お話は3部構成で行われました。それぞれ約30分の動画にまとめております。


【第1部 平城京の都市計画とその特徴】

https://youtu.be/TChCbB02f1Y

【第2部 平城京の終焉〜そして長岡京から平安京へ】

https://youtu.be/AuZyPhw6akA

【第3部 平安京のその後】

https://youtu.be/JOMMtnCVGIM